沖縄でダイビング!

日本で一番魅力的な海がある所。
海といえばやっぱり沖縄ではないでしょうか。夏が非常に長く、少し我慢すれば一年を通してダイビングが楽しめる場所だと思います。
そんな沖縄でのダイビングを主に初心者向けに解り易く紹介していこうと思います。
私たちはいろんなストレスを抱えながら生活しています。少しは息抜きがしたい、自然を感じてストレスを忘れたいなんて時にとてもオススメなのがダイビングです。海の中では、まだまだ知られていない世界がたくさんあり、思いがけない現象や見たことのない生き物に出会うこともあります。自然が作り上げた水中の素晴らしい世界。それを目にすると癒されること間違いありません。みなさんが、少しでもダイビングのことをわかってもらえたらとても嬉しいです。
そして、日本には沖縄という素晴らしい場所があることを知って欲しいのです。

ダイビングとは

一言でいうと、ダイビングとは、水の中に潜ることです。そして、陸上で過ごす日常とはまったく異なる、水の中の世界を楽しむことです。
水中マスクやシュノーケル、フィンなど、ダイビング器材をつければ、海底散歩も浮上、潜水も思うがまま。海中を自在に楽しめます

魚と一緒に水中を自由に泳ぐダイビング。 初めての人は、魚の群へ遭遇することや、水中の未知の世界に自分の身体をあずけることが、かつてない感動となるはずです。また、何度か経験した人には、それぞれのダイビング経験や技術を重ねていくにつれ、海の中にある洞窟を探検したり、夜の海中でダイビングするなど、常に新たな発見と楽しみ方があるため、ますますダイビングにはまっていくのです。
このように、ダイビングは若い方からご年配の方まで、そして泳げない人でも簡単にできるところも魅力の1つではないでしょうか。

ダイビングスポットは、国内外のあらゆるところにあります。島国である日本は美しい海に囲まれているため、沖縄や伊豆をはじめ、ダイビングスポットと呼ばれるところがたくさんあります。 海外では、サイパンやフィジーなどへのダイビングのツアーがたくさんあります。海への入り方もいろいろで、浜から海に入るビーチダイビングをはじめ、ボートを利用して岸から離れたダイビングスポットに行くボートダイビングなどの楽しみ方があります。
ここでは沖縄の海を中心に紹介していきます。

青の洞窟

沖縄本島中部・恩納村にある、真栄田岬(まえだみさき)。そこに世界でもめずらしいダイビングスポット「青の洞窟」があります。イタリアの「青の洞窟」も有名ですが、沖縄版「青の洞窟」も、自然の偶然が造り出したレアなスポットです。洞窟には、海水が流れ込み、太陽の反射によって青く幻想的な海中の世界が広がります。琉球石灰岩が美しいくぼみのある岩のフォルムを作り出し、輝く水面は、まるで青いラビリンス迷い込んだように、あなたを優しい光で包みます。時間・気候によっても様々な表情を魅せる「青の洞窟」。しかも、ビーチや歩きで気軽に絶景ポイントにたどり着けるのは、世界でもほとんどなく、沖縄本島でもここだけだと思います。沖縄の大地と海が創り上げた自然のアート。その美しさをぜひ体感してみてください!

「青の洞窟」がある真栄田岬(まえだみさき)は、沖縄本島中部・恩納村に位置し、熱帯魚が多く、透明度高い海が魅力で、ダイバーの中でも沖縄本島No.1ダイビングスポットと言われるほど有名なポイントです。
そんな真栄田岬では、体験ダイビング、シュノーケル、シーカヤックなど様々なマリンメニューを楽しむことができます。また、ひとつのエリアで透明度の高い海、熱帯魚、海中洞窟、砂地、断崖など気軽に様々な景観を楽しめるのも大きな魅力です。
また、真栄田岬の「青の洞窟」では夜でも楽しめるツアーもいくつかあるようです。暗くなった洞窟内に入り海水を揺らすとキラキラ光る、夜光虫を見たり出来ます。昼の様子とは違うまた神秘的世界がそこに広がります。夜光虫は、暖かい海に生息し、直径1~2ミリのサイズで波などの刺激によって青白い光を発する特徴のある生物です。暗闇の中、水中で手を揺らすごとにあなたの目の前が小さな光で輝き、手の中はまるで小宇宙。これまで経験したことのない感動があることでしょう。ツアー終了後、洞窟の外に出れば今度は、満天の星空があなたを明るく照らしてくれます。

ダイビングの知識・歴史

まず、ダイビングを始める前に、基礎知識と歴史は知っておいた方がいいかと思います。
新しい物は最初に説明書を読むのと同じですね。

ダイビングは美しい海の中を楽しめて仲間も沢山出来ますが、このような良いことばかりではありません。やはり海の中というのは、人間にとって生きていく上で必要な呼吸が出来ないということがあるので、何かがあった時にパニックになってしまう危険性という面もあります。しかしそれは十分な知識と対応さえすれば防げるものでもありますので、ダイビングをする上で知っておきたい事を少しだけ紹介します。

・水温の変化

一般的には海の深度が深くなればそれに比例して水温も下がっていきますが、水温が高かったり低かったりする場所が部分的にあります。
水温が部分的に高かったり低かったりする場所は、水温の違う潮の流れが海中へ流れ込んできているためなので、水温の部分的に高い場所は暖かい潮の流れが、水温の部分的に低い場所は冷たい潮の流れがあります。
その潮の流れ込んでいる場所を過ぎると水温はまた暖かかったり冷たかったりの元の水温に戻ります。
こうした水温の変化は、ダイバーに特に大きな影響を与えるものではないので心配することは無いでしょう。

・潮の流れ

陸の上で風が吹くのと同じように、海の中にも潮の流れというものがあります。ダイビングをしている時は、海中でフワフワと浮いているような状態になりますので、潮の流れが強い場合などには強い潮の影響をまともに受けてしまい流されてしまうことがあります。強い潮の流れの場合は、この潮の流れに逆らって沈むことはできないのです。
ボートダイビングの場合などは、ボートから海に飛び込んですぐに潮に流されてしまったという事もあるそうです。
特ダイビングを始めたばかりというような方は、潮の流れがない時や、潮の流れが弱い時にダイビングをする必要があります。
この潮の流れというのは、ダイビングの地域独特の地形の影響などで流れがあるので、ダイビングをしに行く時などは、海に入る前に地元で潜っているダイバーや漁業関係等地元で海とふれあっている人達から出来るだけ沢山の情報を集めておくようにしましょう。

・潮流

潮流というのは、潮の満ち引きによって約6時間ごとに潮の流れの方向が逆流する局地的な流れのことです。
潮流によって潮の流れる方向が逆転する時に一時的に流れが止まる時間帯があります。この潮の流れが止まる時間帯にダイビングを行えるようなプランを立てておきましょう。
潮流は、複雑な流れで海底や陸地の地形にも大きく影響されるので、それぞれの地域特有の複雑な流れを十分に理解して、沖に流されてしまうなどの事故が起こってしまわないように十分注意しておきましょう。

・サメについて

海の中で恐ろしいのはサメというイメージは、結構持っている方がおおいのでは無いかと思います。
しかしダイビングをしている途中にサメに襲われてしまうというのは、非常にまれなことなのです。?サメは、ダイビングをしている人たちに間ではけっこう人気者なのです。サメというのは臆病なので、こちらからでも挑発しない限りは大丈夫です。
人を襲うようなどう猛なサメもいくつかいるのですが、どれも外洋性なので、そのサメを見かけること自体が少ないのです。

ダイビングの歴史

海にその生命の源を持ち、長い時間をかけて、陸の生物となった人類が再び海に潜るためには、おおきな工夫が必要でした。潜水の歴史は、この工夫の歴史といっても過言ではありません。最初の潜水がいつ行われたのか、資料は残っていませんが、太古の昔から、「素潜り」が行われていたことは、 事実であります。おそらく、食糧確保のために魚や、貝などの採取を目的としたものと思われます。
日本においても「魏志倭人伝」、「古事記」、「日本書紀」など、学生時代に習った書物にも、水中活動による魚などの採取の記録があります。また、万葉集にも海女(あま)の活動を歌ったものが多数あります。海外においては、ギリシャの歴史家、ヘロドトス(紀元前485年頃~紀元前425年頃)や、ツキデイデイス(紀元前460年頃~紀元前400年頃) の書物に水中か移動の記録が残っています。また、ローマの兵士が、葦の茎を呼吸管として使ったとも伝えられています。いずれにしても、この頃のものは、実際に使用されたものなのか、想像上のことなのか、わからないことも多々あります。しかし、植物の茎を水面上に出して、水中から空気を呼吸する方法は、忍者の例でも見られますが、あまり実用的ではありません。
その後の潜水機の開発は、16世紀にまで、飛ぶことになります。この頃に考えられたものは、スノーケルを太くしてみたり、長くするなどと言った発想が多かったようです。実際、スノーケルでの呼吸は、水圧との関係で30㎝が限界で、こうした器具は、ごく浅い水中での使用に限られたものと思われます。また、実際の水中作業に使われたものとして、ダイビング・ベルというものがあります。これは、釣り鐘(Bell)を水中に入れていくと内部に水深に応じた圧力の空気が得られるため、色々なものが作られました。ハレー彗星にその名を残した、エドモンド・ハレーは、1690年にテムズ川での作業にこのダイビング・ベルを使用しています。このときには、内部の空気の汚れを防ぐため、木樽を使用しています。
1788年には、ジョン・スミスが潜水ベルの頂部に空気ぽん卯をつけたものを考案し、これによって 機械による高圧空気を使った潜水ができるようになりました。
この後、ヘルメット式、スキューバなどの潜水機材が開発され、現在に至っています。
日本では、1857年徳川末期に長崎におけるドック築造に際し、はじめて潜水機が用いられています。
また、1867年には、イギリス船の船底修理に日本人のダイバーが従事し、これが、潜水夫の第一号といわれていて、 この後の日本人による潜水は、第一次大戦時に地中海で沈没した八阪丸からの近海の引き上げの成功(1913年)で、世界の注目を浴びたことがあります。
1943年にジャック・イブ・クストーとエミール・ガニャンは、自給気潜水器(解放式)に必要な自動式の呼吸装置(デマンド・レギュレーター)を開発しました。第2次大戦後に「アクア・ラング」という商品名で急速に広まり、スキューバ・ダイビングがレジャー化するに当たり、大きな役割を果たした、といわれています。1947年には、日本にも輸入されています。
このように、潜水器材の開発が進んできたが、日本でのレジャー・ダイビングの始まりは、駐留していたアメリカの軍人たちが、スキューバ潜水器を使って、ダイビングを始めたのが、きっかけと言われています。1950年代前半になると、レジャーダイビングが国内に普及し始め、また、潜水器材も次第に開発が進み、より身近になっていきました。

ライセンスについて

ダイビングを始める時にはまず、Cカードという認定書(ライセンス)を取得しなければなりません(ツアーの場合は大丈夫です)。これがないと水中に潜るための必要な空気を充填したタンクを借りる事ができません。
ダイビングライセンスは、安全なダイビングをするための講習を受けた人だけがもらえる認定証(=Cカード)のことです。
スキューバダイビングというのは、想像よりはるかに簡単にできて、そして感動も大きいレジャースポーツなのです。

しかし、他のスポーツと違う所は、ちょっと習えば1人でも大丈夫とはいかない所です。それはダイビングが地上と環境の違う海の中で行われるからです!
スキューバダイビング技術をマスターするのは難しくはありません。でも何も知らずにダイビング器材を持って海に潜るのは、命にもかかわる危険な行為です。
楽しく安全に、そして快適なダイビングができるために、しっかりした講習をダイビングインストラクターから受けて、スキューバダイビングの基本知識やテクニック修得する必要があるのです。ダイバーの第1歩がライセンスの取得なのです。
よくダイビング免許やライセンスと呼ばれますが、正式な名称はCertification Cardで、Cカードは、ダイビングライセンスの正しい呼び方なのです。
このCカードは、ダイビング講習が修了している事を証明する認定証で、民間のダイビング指導団体から発行されています。このCカードは、一般的にダイビングライセンスと呼ばれて親しまれています。
Cカードを持っていることは、ダイビングに必要な経験と知識が身についているということを意味しています。
しかし、このCカードは一般的な自動車免許証等のような国の機関から発行されているものではありませんので、Lisenceは免許証ですから、ダイビングライセンスという表現が誤解を招いてしまう恐れがあることから、正式な呼称が認定証はCertification CardですからCカードと呼ぶようになったのです。
この、Cカードというのは1つだけではないのです。
ダイバーが継続的な自身のスキルアップのためにダイビング教育を受けるたび、そのレベル証明のCカードが発行されるのです。オープンウォーター・ダイバーはダイビング初心者のCカード、アドバンス・オープンウォーター・ダイバーはさらにレベルアップコースを続けて受講したダイバーに、レスキュー・ダイバーはダイビングの救急法を受講したダイバー、といったようにいくつもの種類のCカードがあります。

ダイビングの注意点

ダイビングと言うのは日頃の生活とは違う水の中での行動となりますので、ちょっと油断しただけで大きな事故になってしまう事もあります。このような事故を未然に防ぎ、楽しく、安全にダイビングをする為にも、日頃からダイビングの危険についてもきちんと理解をしておかないといけません。ダイビングでは、自分の身は自分で守らないといけないのです。では、どのような事に注意をすればいいのかを解説していきたいと思います。

・海に潜る前に激しい呼吸や深呼吸はしない

ダイビングをする前に陸で深呼吸をしたり、激しい呼吸をしてしまうと体の中の二酸化炭素が沢山体の外に出て行ってしまいます。
この二酸化炭素が沢山外に出て行ってしまうと、脳が呼吸をしなさいと言う命令を出さなくなってしまいます。そうなると、苦しいと感じる前に、意識を失ってしまう事があります。ですので、ダイビングの前に深呼吸や、激しい呼吸をするのはダメです。

・お腹一杯の時は潜らない

お腹が一杯つまり、胃袋に沢山物が入っている状態になると、胃が横隔膜を上に押し上げてしまいます。そうなると、肺とか、心臓を圧迫する事になります。その状態で潜ってしまうと、血液の流れが悪くなって、脳に十分に血液を送る事が出来なくなってしまいます。
すると、意識障害を起こしてしまう可能性が高くなるのです。
さらに、食べ物を消化する為には、酸素を沢山使いますので、その分酸素の消費が多くなってしまいます。ですので、食後2時間は休憩を取るようにして、ダイビングを楽しむようにしましょう。

・体調が悪い時や、気分が悪い時は海に入らない

水中は陸以上に体の至る所に負担がかかります。この負担のせいで貧血になったり、めまいを起こしてしまう事もあります。お酒を飲んだ後はもちろん、二日酔いになっている時や、気分が悪い場合でも海に入る事は避けた方がいいでしょう。体調が悪い時に、ダイビングをするのは、自分で海に体を悪くしに行くようなものです。また、空腹の時にもダイビングは控えるようにしましょう。
空腹の時と言うのは血糖値が下がっています。その為貧血になったり、めまいを起こしてしまう可能性があるのです。?もし、陸ではなんともなくても、耳抜きが出来ない場合も体調が関係しますので、陸に上がるようにしましょう。

・潜った時の水圧と耳抜き

海に潜ったら水圧がかかります。この水圧に一番敏感に反応するのが耳です。
ちょっと潜ると耳に違和感が出てきます。それ以上潜ると、耳が痛くなってきます。これを防ぐ為に耳抜きを行います。耳抜きはダイビングにとってとても重要な作業ですので、マスターして下さい。そして、耳抜きはダイビングの途中何度も行います。耳に違和感が出るたびに行うようにするのです。そうしないと、鼓膜が破けてしまう事もあります。

・天気にも気を付ける

ダイビングは海(自然)が相手ですので、天候には気を付けないといけません。ダイビングを行うのに一番適している天候は、晴れていて・風が弱くて・波も穏やかな日が一番いいと言われているのです。もし、風が強いと、風に流されてしまう事もありますし、波が高い日だと、自分が今どんな状態なのかも分からないくらいもまれてしまいます。
こんな日はダイビングをする日ではありません。波は、水面でしか影響がないと思われている方もいるのですが、それは間違いです。たしかに、水面よりかは波の影響はないかもしれませんが、それでも、波の高さの半分の水深までは波の影響があるのです。深く潜る場合には、水中では波の影響が全くない場合もありますが、それでもダイビングが終わったら必ず水面に上がりますので、その時に、波に流されてしまう可能性もあります。やはり、荒れている日はダイビングはやらないようにしたほうがいいでしょう。

初心者のダイビング

息を飲むほどの美しさと透明度を誇る、沖縄の海。その美しさは、「エメラルドの海」と呼ばれているほどです。そして世界最大級のサンゴ礁と色鮮やかな魚群が、沖縄の海を彩ります。だからこそ毎年多くの方が、沖縄にダイビングをしにやってくるのですね!
海に潜り、海の美しさを堪能するダイビング。美しい海でこそ、ダイビングする価値があるのです。初心者の方はダイビングツアーに参加することで、より深く沖縄の海を満喫することができると思います。ツアーのインストラクターが、絶好のダイビングスポットや可愛らしい魚たちと一緒に泳ぐ方法などを教えてくれるのです。
ダイビングは魅力的なスポーツですが、危険をはらんだスポーツでもあります。ですので、初心者の方は、まずはダイビングツアーへの参加をおすすめします。海流に流されそうになったときや足がつってしまったとき、インストラクターの方がいれば一安心です。
ダイビングツアーで、安全で楽しいダイビングを!

道具の紹介

基本的にはツアーに組み込まれていて、自分で用意するのは水着とタオルのみなのですが、これも知っていた方が何かと良いと思うので紹介しておきます。

・マスク

海中で鮮明な視界を確保するために必要なマスク。もちろん、ダイビングをする際にはこのマスクが欠かせません。マスクを選ぶ際は、ダイビング専用マスク(耐圧マスク)で顔の形にフフィットするものを選びます。また、視力が低い方は“度”が入っているマスクがおすすめです。

・スノーケル

海面移動時に使われるスノーケル。海面を泳いでいる時に顔をあげることなく呼吸ができるので、とても便利です。ドライトップや大型排水弁が備わっているものを選びましょう。そうすることで、海水がスノーケルに侵入しにくくなるので、快適なダイビングをすることができます。

・フィン

海中でスムーズに移動するのに必要なフィン。自分の脚力に応じたフィンを選ぶのがコツです。そうすることで、余計な体力を使うことなくダイビングを楽しむことができます。脚力の強い方は硬いフィンを、弱い方は柔らかいフィンを選びしましょう。

・ダイビングブーツ

ダイビングをする際に、足を体温低下やケガから守ってくれるのが、ダイビングブーツの役割です。ブーツ底部には摩擦係数を高める特殊な凹凸が施されているため、ダイビング前後の転倒を防ぐことができます。また、現在主流になっているストライプタイプのフィンを使うためには、ダイビングブーツを着用しなければなりません。

・ダイビンググローブ

ふやけた手は、皮膚が柔らかくなっているためにけがをしやすく、非常に危険です。そのため、ダイビングをする際にはダイビンググローブを着用しましょう。ダイビンググローブには様々な種類がありますが、自分のダイビングスタイルに適していて、なおかつ自分の手にぴったりとあったものを選びましょう。

・ダイビングスーツ

体を体温低下やけがから守ってくれるのがダイビングスーツです。ダイビングスーツにはウェットスーツとドライスーツがありますが、海温により、どちらを使うのかを決めます。海温が22度以上ならウェットスーツを、22度未満ならドライスーツを着用しましょう。また、ダイビングスーツを購入する際は、保管のために、ハンガー・シャンプー・アンクルウェイトなども購入しましょう。

・レギュレーター

空気を圧縮してタンクに充填し、ダイバーへと供給するレギュレーター。口に咥えるタイプのダイビンググッズなので、顎が疲れやすい方や口が小さい方には、スイベル(口に咥えるセカンドステージが動くレギュレーター)をおすすめします。また、レギュレーター・オクトパス・ゲージを同じメーカーで揃えることで、メンテナンスやオーバーホールを比較的楽に行うことができます。

・セーフティ・セカンドステージ

予備のセカンドステージ(レギュレーターの口に咥える部分)をセーフティ・セカンドステージ(あるいはオクトパス)と呼びます。BCD(浮力調整器)にセカンドステージが付属しているものを選ぶと、全体をコンパクトに仕上げることができるので、おすすめです。

・ゲージ

タンク内の空気残量を測る残圧計、深度を測る水深計、方向を確認するコンパス。これら3つの機器をまとめたものを、ゲージと呼びます。
・ダイビングコンピューター
「あと何分、安全にダイビングをすることができるか」、ということを測るのがダイビングコンピューターの役割です。ダイビングコンピューターは、腕に巻いて装着するタイプと、ゲージに組み込むタイプの2つがあります。前者の腕に巻いて装着するタイプは、持ち運びや視認時に便利、という利点があるのに対し、後者のゲージに組み込むタイプは、紛失しにくいという利点があります。
・B.C.ジャケット
浮力を調整する機能を持ったジャケットを、B.C.ジャケットと呼びます。海面での使用は移動手段や休息として、海面下では、浮力のコントロールに使用されるダイビンググッズです。ダイビング中に、浮き沈みなく一定の水深を保つことができるのは、このB.C.ジャケットの浮力調整機能のためです。このB.C.ジャケットを使用することで、より快適なダイビングをすることができます。

ダイビングの値段

体験ダイビングの平均価格
行き先や内容によって金額は変わりますから、これはなんともいえません。例えば、料金には通常、器材レンタル代、保険等が含まれていることが多いようです。ランチ・ドリンク付や、本数は1ダイブか、2ダイブか、また、エントリー内容が、ビーチかボートかでも変わってきます。
大体で言いますと¥7000~¥12000くらいだと思います?ビーチダイブとボートダイブの違い
ビーチダイブは、時間と予算の面で、手軽に低料金で済みます。器材の取り扱いや充分な基本講習を受けた後、ビーチからサンゴや魚の住む浅い海にインストラクターが案内してくれます。浅い所から進んでいくので、徐々に海の世界が変化していく様子が味わえます。ボートダイブは、真っ青な海をボートでさっそうと駆け抜けた先に広がる大海原に水平線。なんといっても、目を奪われるほど美しい海の楽園へタイムトリップできるのが、ボートダイブの魅力。ここでも、スノーケリングなどの事前基本講習を受けた後、体験用の浅い所で潜ります。陸地から離れている分だけピュアな海の仲間達との出会あり。運がよければ、移動中にマンタやイルカと遭遇することもあるかもしれない!スケジュールの都合とご予算、目的に応じて決めてみてはいかがでしょうか。

ライセンス取得の流れと費用

・学科講習   ショップにて5時間~6時間程度・プール実習  ダイビング専用プールで約1日・海洋実習   伊豆半島でダイビングポイントにて2日間 ※ショップによって多少の違いはあります。
大人数で行うところと少人数で行うところがありますので、自分にあった方を選びましょう。初心者は少人数の方が、インストラクターの目が行き届くので安心できます。
費用は?
大きく分けて、指導料金、実習費、教材費、交通費、機材レンタル代、施設利用代、保険料、Cカード申請料金(6,300円)などが掛かることになります。Cカード取得コースにもよりますが、総額6万円~10万円程度で参加することができます。総額でいくらかかるかがポイントになりますので、お店のスタッフにきちんと確認しましょう。

おすすめの季節

そもそも沖縄は一年中潜れますし、その季節ごとの海の楽しみ(冬なんてクジラが見れる事もあります)があるので一概には言えないのですが。しいて言えば以下の時期になるでしょうか?  
・5月のゴールデンウィーク後~梅雨前  
・6月の梅雨明け~7月20日まで  
・9月、10月(ただし、台風に当たらないことが前提です)  
・1,2,3月(クジラが見れます、ホエールウォッチングしてダイビング、最高でしょ)
結局、あまり込み合っていない時期が良いということです。ゴールデンウィーク期間、7、8月の夏休み、お盆、お正月は非常に込み合います。 エアーも高く、ホテルも込み合い、ボートも一杯になっている可能性が非常に高いです。 したがって、上記のように込み合う時期をはずしたほうが良いと思います。個人的には「6月の梅雨明け~7月20日まで」と「9月、10月」が最高だと思います。

季節ごとのお勧め

1月~3月

ダイビング&ホエールウォッチング?ケラマ近辺では、ザトウクジラの親子が多く見る事ができます。ダイビングポイントまでの移動中に、クジラが居れば、のんびりとホエールウォッチングを楽しみます。?一度クジラの雄大な姿を楽しんでみてはいかがでしょう。

4月~6月

幻想的なサンゴの産卵を体験することが出来ます。(大潮の満月の日の前後には、サンゴの産卵の期待が大)ナイトダイビングは砂辺・真栄田岬、そしてボートでゆったりとチービシでのナイトダイビングもおすすめです。

6月後半~10月

沖縄本島が梅雨明けします。東京・大阪よりも約1ヶ月早い梅雨明け。この時期からは、小魚はもちろん大型の魚も登場し、海の中は、色鮮やかでとってもにぎやかになります。マンタもこの時期前後から頻繁にケラマ近辺に姿を現します。・台風の時期?台風さえなければ、海は湖のような日々が続きます?いろんなスタイルで楽しみましょう。
万が一台風に遭遇した場合は・・・、美海水族館に行き海で出会えなかった魚達をウォッチングしてみてはいかがでしょう。?那覇から車で2時間の道のりですが、満足度は120%間違えなしです。

11月~12月

もっとも透明度の良い時期が続くのがこの時期です。水温もまだこの時期は、24℃~22℃と暖かく、透明度が最大40m以上という日ありますので沖縄の海を広く感じる事が出来ることでしょう。?あなたは、どの時期の沖縄を楽しみますか?

シュノーケリング

シュノーケリングをあまり重要に考えていない人も多いようですが、実はシュノーケリングの基本を知っておくという事は、とても大切な事なのです。せっかくですので、ココで説明したいと思います。

・呼吸の方法

まず、基本ですが、呼吸はゆっくりと吸って、吐く時は勢いよく吐きます。?空気を吸っている時に、水が入ってきて慌ててしまう人もいますが、慌てないように気を付けましょう。もし水が入ってきたら水を勢いよく出してしまいましょう。もし、出す事が出来ない場合には、飲んでしまえばいいのです。しかし、飲み過ぎたらお腹が一杯になってしまうので気を付けましょう。また、飲むのがイヤなら一度顔を上げて口からシュノーケルを外してしまえばいいのです。シュノーケルを外して中の水を出してしまえば大丈夫です。また、空気を吸わない場合には舌でマウスピースにふたをしてしまえば、シュノーケルに水が入ってきてもすぐに分かります。
呼吸の時には、リズム良くすると比較的楽に呼吸をする事が出来ます。また、シュノーケルに慣れれば、波が来るのが体で分かるようになりますので、それに合わせて息を吐くようにしておけば海水を飲んでしまう事を防ぐ事ができます。これは、慣れの問題だと思いますので、不安な時には、浅瀬で練習をしておくといいかと思います。

・水中で移動をするコツ

水中での移動のコツとしては、なるべく体の中にある酸素を使わないと言う事です。?潜ってすぐに息が切れてしまっては、潜る→浮上→潜る→浮上の繰り返しで何もおもしろくありません。ですので、水中で移動する場合には、ロープがあればロープを掴んでゆっくりと手だけで移動をします。もし、ロープが無ければ足を使うのですが、なるべく使わないようにして、1回か2回足を動かしたら、しばらくは惰性で進んでいきます。なるべく体の向きを変える以外では足は使わないようにするといいと思います。

・なぜフィンを使わない方がいいのか

どうしてフィンを使わない方がいいのかと疑問に思う方もいるかと思います。なぜならば、フィンを使った方がより早く、遠くまで進む事が出来るからです。しかし、シュノーケリングでは酸素ボンベをもっていません。水中に潜っていられるのは、個人差はありますが、肺の中の空気の分しか潜る事ができません。フィンを使うと言う事は足を動かしますよね。足は筋肉が大きいです。筋肉が大きいと言う事はそれだけ大量の酸素を必要としているのです。
大量の酸素を必要とする足(フィン)を使わなければそれだけ水中にいる事が出来ると言う事なのです。イルカの泳ぐ姿を見た事がありますか?イルカは普通に泳ぐ時には尾びれはほとんど使っていないのです。尾びれは人間で言えば足と考えるとやはり、なるべく潜る為には大きな筋肉を使わないようにしているのではないかと思いますよね。

・マスククリアの重要性

マスククリアと言うのは、マスクの中に入った水を水中でマスクの中から出してしまう方法のことです。
これが出来ないとダイビング、シュノーケリングの上達は難しくなってきます。しかし、マスククリアが出来れば、水中での気持ちに余裕が出てきますので、より楽しむ事ができます。
まず、マスククリアの練習ですが、まずは余裕を持つ事です。マスクの中に水が入ってしまったら慌ててしまう人も結構いるかと思います。
しかし、マスクの中に水が入ったぐらいでは人は死にません。鼻から水を吸ってしまったら危険ですが、ダイビングやシュノーケリングの時は鼻から呼吸をする事がありませんので、慌てないで下さい。少し、周りが見えにくくなるぐらいです。
さて、練習ですが、練習の時必ず目は開けておくようにしましょう。目を開けていないと水が無くなったのかどうかはわかりません。目に水が入ったら痛いと言う理由で目をつぶるのは辞めて下さい。頑張りましょう。水中でも目をちゃんと開ける事が出来れば、それだけでも十分に余裕を持つ事ができるのです。目が開けられない人は、ダイビングやシュノーケリングをしている時でもマスクが外れた時の事や、水が入ってきた時の事を考えてしまって、心の余裕が無くなってしまいます。ですので、まずは水中でも目を開けられるように練習をして下さい。
水中でも目を開ける事が出来るようになったら、いよいよマスククリアの練習です。
マスククリアのやり方としては、まずマスクの上の所を手で押さえます。次に、斜め上を見るように顔を上げます。そして、鼻から、ゆっくりと息を出していきます。すると、マスクの下から空気が出ます。その泡を確かめながらするように、ゆっくりと息を出して下さい。そうしていると、アラ不思議、水が無くなっている。これでマスククリア成功です。
コツとしては、マスクの上はちゃんと抑える。顔を斜め上に向ける鼻から出す息はゆっくりと
この3つを守れば、すぐに出来るようになると思います。?なかなか出来ない人は、顔の角度を調整したり、出す息を調整したりとしてみて下さい。必ず出来るようになります。

沖縄離島のおすすめのスポット

・ケラマ諸島

小さな島々と岩礁で構成されている慶良間(ケラマ)諸島は、それぞれの島同士が防波堤のように作用しあうため風や波の影響を受けにくく、台風の直撃でもない限り必ずどこかに潜れるポイントがある、まさに“1年中がダイビングシーズンの島”です。透明度の高さ、魚の種類や数の多さは沖縄の海でも屈指で、地形や珊瑚、真っ白な砂地、ドロップオフやケーブ、コーラルが覆うリーフなど千変万化。
同じポイントでも日によって違う表情を見せてくれます。生物もコーラルフィッシュから回遊魚、珍しいハゼやウミウシまで何でもありで、ケラマ諸島中に開発された100近くものポイントでは、初級者から上級者までバラエティに富んだダイビングを満喫できることでしょう。どのポイントも座間味港からボートで平均15分。一番遠いポイントの下曽根でも30分で到着できる近距離内にあるので、ボートに弱い人でも大丈夫です。どんなわがままなリクエストだって、ケラマ諸島では可能です。

・石垣島・川平

石垣島でマンタを見るならココ!と名を挙げるダイバーが多い、高確率でのマンタ遭遇を誇るポイントです。
島の中部・西側に位置し、川平湾からの出港だとボートで10分程度、市街地や北部からのアプローチでは30~40分くらい。
水深は最大で15メートル、平均8メートルと比較的浅いです。
流れはほとんどなく、ビギナーでもチャレンジOK、カメラ派にとってもじっくり粘ることができるのが魅力でしょう。
水底には根が点在しており、マンタはこの根の上で一定時間とどまってホバーリングすることが多いので、ゆっくりと観察することが可能です。
エントリーしたら、水底で静かに待ちましょう。
シーズンは4~12月と長く、トップシーズンは9月から11月にかけてで、平均6~7尾の乱舞が見れます。
ポイント名の通り、複数のマンタが現れてスクランブル状態になることも珍しくありません。

・宮古島

なだらかに続く岩盤に突如として現れる奇怪なケープの入口。
ひそやかな冒険心がくすぐられる瞬間。?水面からの光のシャワー、溶けるような海のブルーと漆黒の闇が織りなすハイコントラスト、そしてグランブルーの中を翔ぶように泳ぐドロップオフ。そんな神秘と奇怪が入り交じった不可思議な海が宮古島にはあります。




沖縄の炭火ジャンボ焼き鳥「鶏五郎」:沖縄県沖縄市(コザ)の炭火ジャンボ焼き鳥「鶏五郎」全串100円、全フード300円、お得な飲み放題もあります。夕方5時から朝の5時まではりきって営業中。モアイ、パーティ大歓迎です

沖縄の鉄なべ餃子処「餃子五郎」:沖縄の鉄なべ餃子処「餃子五郎」~餃子1人前290円から、お得な飲み放題もあります。夕方5時から朝の4時まではりきって営業中。

沖縄とバーベキューとゲストハウス:毎日BBQをやり、連続記録でギネスに挑戦している宿です!

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