アメリカ料理 ピザ・ステーキ
沖縄料理というと、今まで紹介してきた沖縄独特の料理ばかりではありません。
沖縄料理の特徴である「ヌチグスイ(命の薬)」と呼ばれる長寿食だけでなく、
実は沖縄の歴史的背景の中で、アメリカの影響を強く受けた食文化も存在しています。
アメリカ統治下によって、アメリカ本土から様々な物資や文化が沖縄に持ち込まれた結果、
沖縄の食文化を大きく変えた食文化と融合することになります。
それが、沖縄のアメリカ料理です。
つまり、沖縄の伝統料理である「宮廷料理」や「庶民料理」と
アメリカの洋風料理とがうまく融合した結果、
沖縄では今でもアメリカ料理が大変好まれている食文化となったのです。
沖縄のアメリカ料理をいくつかご紹介したいと思いますが、
まずは「ポークランチョンミート」です。
これは、アメリカ軍が軍用食料として本土から持ってきたもので、
豚肉の缶詰のことであり、ポークランチョンミートが一般に普及し、
現在ではチューリップやスパムをはじめとする輸入されたものだけでなく、
沖縄で生産されたものも広がっています。
また、沖縄では日本本土よりもいち早くアメリカ食文化が浸透した結果、
ビーフステーキ、ハンバーガー、ホットドッグ、ピザ、タコスといった
アメリカ料理も本土よりも早く沖縄に入ってきました。
それに1963年にはアメリカのハンバーガーチェーン店「A&W」が
沖縄に進出した経緯がありますが、実は本土にマクドナルドが進出したよりもいち早く、
沖縄ではファーストフード文化が始まったのです。